No.00078
計測器
操作・設置
【I0r測定用ユニット(RM-1)】 組み合わせて使用するクランプメータついて教えてください。
クランプメータの種類によって使用方法に違いはありません。
漏れ電流には高調波成分や高周波成分が含まれている場合がありますので、精度よく測定するためにフィルタ機能付きのクランプメータをおすすめします。
容量分漏れ電流の影響を除去する能力は、クランプメータの性能にも依存します。RM-1で発生する打ち消し電流は50Hzまたは60Hzの基本波のみであり、高周波については打ち消しできません。インバータを含む負荷機器が接続されている電路のように、容量漏れ電流に高調波電流が含まれている場合は除去しにくい場合があります。この場合、フィルタ機能付きのクランプメータを使用し、フィルタ機能をONにすれば、高調波電流の影響が少なくなります。